転勤族ママの満足度高めな暮らし方

転勤族・4歳差の姉弟の子育て中・毎日をご機嫌に暮らしたいアラフォーママ☆暮らしの満足度を高めるべく試行錯誤中に得た知識・知恵・考え方など綴ります

ヤクルトレディ経験者が語る!ヤクルトレディのメリット

「ヤクルトレディ」と聞くと、皆さんどのような印象をお持ちでしょうか?

  • 大変そう
  • ノルマがないって聞くけど本当??
  • 託児所があっていいなぁ
  • 子どもがいる人がたくさん働いているし働きやすいのかな?
  • どのくらい稼げるのだろう…

当記事では、実際に1年半ヤクルトレディとして働いた経験のある管理人が、ヤクルトレディに関する疑問や経験談を綴ります。

今回は「ヤクルトレディのメリット」です。

ヤクルトレディのメリット

ヤクルトレディという仕事が気になって、又は、ヤクルトレディについて不明点があって、インターネットで検索した際に出てくるネガティブな印象の多いこと!

正直、販売センターでの人間関係や雰囲気の良し悪しは、センターによって違うとしか言えませんが。。
ネガティブな印象の多いヤクルトレディを経験してみて感じた、ヤクルトレディのメリットを紹介します。

確実に子どもを預けられる保育ルームを利用できる

育児中の女性が働きたいと行動に移そうとする際の最大の壁は、子どもの預け先の確保ではないでしょうか。
地域にもよりますが、特に3歳未満の子どもを預けるには保育園も空き待ち。
都市部では、もともと働いていない「求職中」ランクの親が子どもを預けるべく保育園の利用申請を出したところで、保育園に入れる優先順位が低く、利用待機していても入れる保証はありません。

しかし、ヤクルトレディの仕事を始める場合、保育ルームを利用することができます。
働くセンターと同じ建物内に保育ルームが併設されていたり、センターからは少し離れた場所に保育ルームが用意されていたり、それぞれのセンターや販売会社により異なりますが、ヤクルトレディとして働く場合には確実に利用できます。

利用料が月5000~10000円と販売会社により異なるようですが、保育料の安さも非常に魅力的です。
私が働いていたところでは、月6000円ほどでした。

また、子どもが既に幼稚園や小学校に入っている場合でも、夏休みなどで家に一人で留守番させたくないけれど仕事に行かなくてはならない時に、保育ルームの都度利用も可能です。
何歳まで利用できるか、1回あたりの利用料等、こちらも販売会社ごとに規定があるとは思いますが、私が働いていたところでは小学3年生まで利用可能でした。
夏休み等の長期休暇期間になると、いつもはいないお兄さんお姉さんが増えて、遊び方が変わったり普段接することのないメンバーに可愛がってもらえたり。
子どもたちも非日常な保育を楽しみつつ、刺激を受けているようでした。

勤務時間・休みを自分次第で調整可能

ヤクルトレディの基本的な仕事は「決められたお客様にヤクルト商品をお届けする」こと。
お客様宅や事業所等へ訪問し、商品をお渡し・販売し、自分で売り上げを立てた分の手数料が収入となります。

定期的に訪問する際には、訪問する曜日や時間帯をお客様と調整し、普段は決まった曜日の決まった時間帯に訪問することになります。
しかし、あらかじめ予定が分かっていて、通常通りの日時に訪問できない場合には、訪問予定の変更(前日にお届けする、いつもより早めの時間に訪問する)のお知らせをしてお客様との調整さえできていれば、私用等の都合に合わせて勤務時間や休みを調整することが可能です。

育児中は、子どもが進学しても学校行事等で平日対応しなければならないケースが多々生じることと思います。
授業参観の時間(1~2時間)だけ学校に行きたいから、いつもその時間に訪問するお客様へのお届けだけ時間をずらして、その時間だけ中抜けする(授業参観が終わったら残りのお届けする)など、上手に調整して対応している時間やりくり上手さんもたくさんいます。
(ヤクルトレディは時給制ではないので、決まった時間に拘束されることはありません。)

頑張り次第で収入アップも可能

ヤクルトレディの収入は、商品を販売するうえでの「手数料」がそのまま収入となります。
大体、商品定価の約20%が手数料となり、月の売り上げが40万円あれば、約8万円稼げるイメージです。

売り上げが上がれば上がるほど、手数料収入も増えます!
売り上げを増やしたいと思えば、既存のお客様にもっと商品を買ってもらえるよう商品をおすすめする、新規のお客様を開拓するなど、営業に力を入れて売り上げを上げていきます。

もちろん人により向き・不向きもありますし、頑張っても報われない時もあるのが辛いところですが、頑張りが実を結んだ時の喜びは大きいです。

同年代の子を持つママや先輩ママが多く、子育てしながら働くことへの理解や配慮が得られる

ヤクルトレディを始める人、ほぼ子育て経験者です。
子どもの急な体調不良で休む必要が生じたときなど、気持ちよく休ませてくれる人ばかりでした。

急な休みの場合、事前の調整等できていないので、自分が訪問予定だったお客様への訪問を他のヤクルトレディにお願いすることになります。
通常、1日に20~30軒ほどのお客様の元へお届けに行くのですが、急に休む人が出ると、休む人が担当するお客様への訪問を、他の行ける人で分担して行います。
(他のヤクルトレディのお客様の元へ代わりにお届けに行くことを「代配」といいます)

代配そのものも、代配の割り振り等も、出勤しているヤクルトレディで協力して行うのですが、当日の朝に急な休みの対応を強いてしまう状況でも、「心配しなくていいから子どものこと見ててあげてね」と言ってくれる同僚たち。
急な休み(しかも確実に同僚たちに負担を強いることとなる)を取ることになり、仕方ない状況とはいえ肩身の狭い思いをしますが、子育て中に働いていれば誰しもが経験する状況です。子育て経験者がほとんどという環境で、比較的理解を得やすいかと思います。


子どもつながりでの付き合いの「ママ友」ではない、「自分の同僚」が近所にいて、育児の情報交換やお下がりのやりとりをしたり、仕事後や休日に子ども連れで遊んだり、子育て話や主婦トークで盛り上がることができるのは、ヤクルトレディとして働いたからこそ経験できたことのように感じます。

地域での顔見知りが増える

同僚のヤクルトレディはもちろんのこと、お客様や、自分の担当エリアに住んでいたり働いている方など、顔見知りが増えます。
人によっては嫌かもしれませんが(仕事時間外にヤクルトレディのあの人だ!なんて思われながら目撃されたくないという意見もあり)、街中でばったり出くわして挨拶を交わしたりしながら、「こうやって地域に馴染んでいくのも悪くないなぁ」と感じていました。

ヤクルト商品が安く手に入る

ヤクルトレディが扱う商品は、宅配専用の「ヤクルト400」、ミルミルやジョアなどの乳飲料、ジュース、栄養ドリンク(タフマンなど)、ラーメンやうどんなどの食品、化粧品など、多岐にわたります。
基本的にすべての商品を仕入れ値で購入できます。
販売会社によって多少の差はあると思いますが、定価の約20%引きで仕入れするので、100円の商品なら80円で購入できるイメージです。
(お客様に販売する場合は、100円の商品を80円で仕入れて売るので、差額の20円が収入(販売手数料)となります。)

ちなみに私が所属していたセンター(販売会社)では、「ヤクルト400」に限っては半額で購入できました。
毎日継続して飲用して健康効果を実感してほしい、という会社の考えもあり、1日1本×家族人数分のヤクルト400については半額でした。
(こちらも販売会社により異なります。)

まとめ

家の近くで、子どもの学校行事等に対応しながら、融通の利く働き方をしたい。
そのような考えの人にとっては、ヤクルトレディは選択肢の一つとしておすすめです。
自分次第で働く時間を調整することも可能ですし、頑張り次第で収入もコントロールできます。

詳細な部分(保育ルームの保育料や利用規約、商品ごとの手数料率、センターでのルール等)は、所属するセンターや販売会社により異なりますが、ヤクルトレディの仕事が気になる方は、近くのヤクルト販売センターに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

育児休業取得中|息子保育園入園ならず!育児休業を1歳6ヶ月まで延長

こんにちは!ゆきちです。

息子が1歳になるのに合わせ、10月から保育園に入園させるべく、保育園の利用申請をしました。
が、0歳児の年度途中入園は叶うことなく、待機児童の仲間入りを果たしました。

育児休業は子どもの1歳の誕生日前日まで

現在、派遣元の派遣会社で育児休業取得中ですが、
派遣元では育児休業育児休業取得対象の子(うちでは息子)が満1歳になる日の前日まで。
何の申請もしなければ、1歳の誕生日と同時に育児休業が終了します。

ただし、保育園に入園できない等の理由で仕事に復帰できず、引き続き自宅での育児を継続する必要がある場合に、育児休業を延長することができます。
満1歳6ヶ月の前日まで延長することが可能。
それでも保育園に入園できない場合、さらに満2歳の前日まで延長可能です。

延長の条件として、以下の2点のいずれかに該当する必要があります。
・保育園への入園を希望しているが、入園できない場合
・養育を予定していた配偶者が養育困難な場合

「養育を予定していた配偶者が養育困難」というのは、配偶者が単身赴任で一緒に暮らしていないとか、病気やけがで入院中とか、別居しているとか死亡するとか、でしょうか(自分には該当しないので不明ですが)。

「保育園への入園を希望しているが、入園できない場合」については、具体的には
児童福祉法第39条に規定している認可保育所に入所申請していること
・入所申請の入所希望日が、子どもの誕生月1日~誕生日当日であること
(満1歳6ヶ月まで→満2歳までの延長の場合は、子どもの1歳6ヶ月になる月の1日~1歳6ヶ月になる日)
を満たす必要があり、育児休業を延長するには保育園利用申請が必須でした。

(1歳誕生日前日までの)育児休業満了後どうする?仕事復帰?育休延長?退職?

育児休業満了後の選択肢は以下の3つです。
①仕事復帰する
育児休業を延長する
③仕事復帰も育休延長もせず、派遣会社との契約満了

私個人的には、③の選択はあり得ませんでした。
理想は②育児休業延長。
上の子を産んだ後は専業主婦で、自分の収入がないこともあり、早く働きたくてウズウズしていましたが、今は育児休業給付金が支給されていて、積極的に仕事復帰したいというわけではありません。
本音を言えば、育休延長したい!

とりあえず、①の仕事復帰をするにしても、②の育休延長をするにしても、保育園への入園申請をし、利用調整を受けた結果の通知書が必要です。

年度途中で保育園に空きが出ることなんてあまりないとは思うけど、もし空きが出て入園可能となれば、その時は仕事復帰して頑張ろう。
でもどうしても復帰したいわけでもないので、上の子の通っている保育園のみ利用希望を出しました。
仮に他の保育園なら入園可能だとしても、二人の子どもをそれぞれ別々の保育園に送迎するというハードなことをしてまで働くことはしなくてもいいかなと。

上の子と同じ保育園のみに絞って保育園利用申請した結果

夫婦ともにAランク、兄弟加点ありで申請しましたが、「定員超過」で利用は保留となりました。
今後、来年4月までの間に0歳児クラスの子が退園することがあれば、兄弟加点もあるし入れるのかな?
現時点で12人待ち。我が子は何番目なのかは分かりませんが。。




派遣社員である私は、産休前に勤務していた派遣先での就業契約を満了し、どこにも派遣されていない状態で派遣会社の制度を利用して産休・育休を取得させて頂いています。

育休を終えて仕事復帰する人が直面する、自分が復帰することで職場や同僚に様々な調整や配慮をさせてしまうことへの申し訳なさとかプレッシャーとか、そういうものとは無縁で育児休暇を頂けて、しかも育児休業給付金も給付してもらえて(こちらは失業保険からであり、派遣会社は手続きのみ)、非常にありがたいし満足しています。

www.tenkinmama-style.com


転勤族でキャリアを長く維持できない身分の私が、出産・育児を挟んでも収入を途切れさせることなく、社会保険や厚生年金も継続したまま、1年以上育児に専念させてもらえた。
派遣会社で特定の誰かにお世話になっているわけでもないのですが、大変感謝していますし、育児休暇から仕事復帰する際には引き続き同じ派遣会社でお世話になりたいと思っています。

希望の(上の子と同じ)保育園は、0歳児クラスから1歳児クラスへ上がる新年度、定員が3人増えるので、その枠に入れるとありがたいです。
もちろん、新年度4月入園の利用申請も申請済みです。

上手くいきますように!!

以上、ゆきちでした。

育児休業取得中|育児と家事と新居での暮らしを整えるのにいっぱいいっぱいの日々

こんにちは!ゆきちです。

 

先日、息子が無事に1歳の誕生日を迎えました!

あっという間の1年間。

育児休業取得中で、外で仕事はしていないので、在宅でできることを色々やりたいと考えていましたが、

家事&育児以外のことはほぼ何もできないまま、産後1年が経過してしまいました。

あぁ・・・恐ろしい。

恐ろしく時間が経つのも早かった。。

 

育児休業中の生活一変!引越しをしました!

家事&育児以外のことはほぼ何もできなかったと書きましたが、

実は転勤族の我が家が4月に引越しをしました。

 

「新生児の育児のさなか、まさか転勤になっちゃったの??」

「下の子生まれたばかりなのに転勤??」
(旦那さんの会社、その辺の事情考慮してくれないの?の意)

 

引越したことを知人に報告すると、哀れむように心配されましたが…(笑)

 

今春は夫の異動はなく、転勤による引越しではありません。

 

転勤族の我が家ですが、

色々悩み考えた末、

ついに

家を購入いたしましたーーー!!!

 

 

夫の転勤にいつまで帯同するか。

転勤族にとっては大きなテーマ(だと思っています)であり、

長女妊娠中の頃からずっと夫婦で価値観のすり合わせをしつつ、検討を重ねていました。

 

約5年間、悩み考えた結果、このタイミングで購入を決め、今後は転勤に帯同しない(今後転勤が生じた場合は、夫のみ単身赴任)と決断しました。

(この辺りの話は、後日記事にする予定)

 

 

そんなこんなで、長男出産後は、

生後3ヶ月~4ヶ月頃:家探し

生後4か月~5ヶ月頃:住宅ローン関連の調べごとや手続きでバタバタ

生後5ヶ月~6ヶ月頃:住宅購入、決済、引き渡し、新居関連手続きでバタバタ

生後6ヶ月頃:新居へ引っ越し

生後6ヶ月~8ヶ月頃:新居の整理・片付け、住所変更手続き諸々、週末は来客対応

で慌ただしく過ごしており、ゆっくりPCに向かう時間も取れず。。

 

やっと新居での生活も整い、落ち着いてきたと感じられる頃には、

長男かなり動けるようになり、主張も激しめになり、離乳食の用意などのタスクも増え。。

 

こうして振り返ってみると、育休中に引越しなんて、結構ハードなことやってのけたなと改めて思う今日この頃。

 

 

そんなこんなで、約1年間ほったらかしにしてしまったこのサイトですが、

転勤族ママの目線で、働き方、暮らし方、ライフイベントとの向き合い方など、

徒然なるままに綴っていきたいと考えております。

 

亀のように歩みの鈍い更新となっていますが、

同じような境遇の方々のお役に立てそうな内容も盛り込んで更新していきたいと考えてます。

 

以上、近況報告と今後の方針の表明として。

ゆきちでした。

2018年10月末に第2子を出産しました!

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こんにちは!ゆきちです。

 

タイトルにもありますとおり、2018年10月末に第2子(長男)を出産しました!

夫、私、4歳の長女、誕生した長男の4人家族となり、
新たな暮らしがスタートし、充実しつつも落ち着かない毎日を過ごしております。

 

長女の出産の時に、緊急帝王切開での出産となったため、
今回は予定帝王切開で出産することが決まっていました。

とはいえ、手術日より前に破水したり陣痛が来たりすれば、即、緊急帝王切開で取り出すことになるので、
「手術の日までお腹の中でゆっくりしててね~」と願いつつ、
入院・出産の準備、
夫と長女が(私の入院中に)日常生活を送る上での最低限の準備、
産後退院後の自宅の整備や育児用品等の準備、
細々したタスクがたくさんあり、地味に忙しい日々を過ごした10月後半。

 

退院してからも想定外のことが続き、思い描いていた産後の生活とはかけ離れた毎日です。

その点についてはまた後日書きたいと思いますが、
出産に関しても、入院生活に関しても、二人目育児に関しても、
色々と思うところや学びがあり、奥深いなぁと感じています。

 

とりあえず、新生児ならではの可愛さを堪能する毎日です!
長女の時は初めてのことばかりで不安が大きくて、
「育児を楽しむ」「可愛さを堪能する」なんて余裕はなく、
ちょっとでも気になることがあるとネットで検索しまくりの日々でしたが、
今回はゆったりと育児を楽しむ余裕があって、長女に申し訳なく感じたり。。

 

育児を楽しみ、産後の自分も無理をしないように気を付けつつ、
ブログもマイペースに更新していければと思います。

想像以上に完璧主義な自分がネックで、なかなか新しいことを始められない話

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こんにちは!ゆきちです。

 

タイトルにもある通り、
自分ではズボラで適当な人間だと思っているのですが、意外にも完璧主義な部分が多く、
・新しいことを始めたい!と思っても準備不足な気がしてスタートできない
・やっとスタートさせても軌道に乗せることができずに維持できない
・維持できずに中途半端で終わってしまう
ということが多々あります(汗)

 

今までこういうタイプの人間で、何をやっても長続きしませんでした

毎年、この時期になると翌年の手帳が店頭に並び始めて、
それと同時に雑誌等で「手帳活用術」の特集が組まれ始めて、
「仕事、プライベート、目標、理想、お金の管理などなど、
自在に管理・コントロールして毎日を満足度の高いものにしたい」
と理想を描いて新しい手帳を購入するのですが、

雑誌で紹介されているような手帳活用上級者のように活用できるわけもなく、
とりあえずしばらくは予定の管理に使うものの、半年もすると使わなくなってしまう。

 

娘を授かって、生まれる前から、育児の記録を残す方法とか、写真管理の方法とか、
こうしたい!こうやって残したい!という理想はあったものの、
育児に追われあっという間に時が過ぎてしまい、
育児の記録もいろんなところ(手帳、日記、Evernote)に点在したまま、
写真も撮りっぱなし、PCに取り込んだかどうかもあやふや。

 

何でも「どうせやるなら完璧にしたい」「整理された状態でキレイにまとめたい」って考えてしまって、結果的に挫折してしまっています。

 

限られた時間を有効に使いたい!潔く諦めた「完璧さ」

産休に入り出産まで約1ヶ月近く、娘が保育園に行っている間は自分時間が多く取れるようになったので、この時間を有意義に使いたいと思っていました。
そして、平日の昼間にたっぷり自分時間が取れるので、週末は家族と過ごすことを最優先にしたいという考えもありました(仕事をしていると、週末にこなす家事が多くなって、夫に娘の相手をしてもらって家事に時間を費やすことが多かったので)。
自分時間でも、家族との時間でも、やりたいこと&やらなければならないことはたくさんあります。

 

そこでまた、手帳術とかノート活用術とか、そういう類の特集記事、書籍から情報を得て「こういう風に時間を有効活用したい」となるのが、いつもの私です。

そして今回も同じく、その手の情報をかき集め、真似てやってみたりしているのですが、
今回は「最初から完璧にやること」にこだわらないということを目標にしています。

詳細は時間ができたときに、改めて紹介できればと考えていますが、
ノートを用いて行うスケジュール管理術を、
いきなりノートに書こうとすると絶対に始められない&続かないので、
不要な書類の裏紙で、字のきれいさとか書く順番とか全く気にせずに、
やり方だけ真似ている状態です。

 

完璧主義の私が陥っていた現状

何でも「完璧にやろう」と考えてしまい、実際に行動に移すのが後手後手になっていました。

その結果、頭の中で考えを整理したまま(整理できていると思い込んだまま)、
やりたいことができていなかったり、
やらなきゃいけないことが忘れ去られたり。。

そして、結果的にやりたいこと・やらなきゃいけないことが消化できないまま、時間を無駄にしてしまったことへの後ろめたさを感じたり、モヤモヤを感じたりしてしまう状態に陥っていました。

 

「完璧さ」を求めないようにしてみたら

とりあえず体裁を気にしないで、
やりたいこと、やらなきゃいけないこと、予定、考え、期限、
どんな類のことでも気にせず、頭の中に残さないように書き出すことにしました。

「書き出すほどのことじゃない」と思っても、
余計なことで頭の中の記憶領域を使ってしまわないように、とりあえず書く!

 

時間ができたら、書き出したことをざっと見て、

  • すでにやり終えたことは取り消し線で消すなり、チェックリスト形式で「済」にするなりして、完了したものとしておしまい。
  • 書き出しただけで残っているものは、その後いつ頃どうするかを検討して、ざっくりスケジュールを立てる

 

頭の中だけでは管理しきれなかった、様々なジャンルのタスクを、
優先順位をつける、期限を設けることで管理することができるようになりつつあります。

 

まとめ

上記のスケジュール管理の詳細については(上手くいけば)別記事で後述したいと思います。

 

上記で記載したように、自分で思っていた以上に「完璧主義」な部分が多々あって、
このブログも書きたいことは山ほどあるのに、
全体的な構成が整理しきれておらず、なかなか書き進められない現状にあります。
(そして、いざ書き始めてみると、記事を書くことの難しさも痛感しています。)

 

転勤族となり仕事を辞め、数年おきに引越ししながらの生活でも、
満足いく暮らしを実現させるための実際の働き方・考え方・暮らし方の工夫などを共有したいと始めたブログで、読み応えのあるコンテンツを増やしていけたらと考えていますが、この「完璧主義」な部分がネックとなり、実際に軌道に乗せるまで時間がかかりそうな気がしています。
こちらについても、「完璧」を目指しすぎず、更新していければと考えています。

 

派遣社員として働きたい!実際の転職活動の流れをまとめました

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転勤族の私が派遣社員として働くことにメリットを感じ、
いざ転職活動スタート!!

その際の流れなどをまとめたいと思います。

 

 

基本の流れ

登録する派遣会社を検討する

派遣会社と言っても、会社によって、扱う案件の量や内容は大きく異なります。

特定の職種・業種の仕事への派遣に特化した派遣会社、
特定の地域で強みを持つ派遣会社、
総合的に様々な職種・業種の仕事案件を幅広く持っている派遣会社、など、
派遣会社それぞれに強みや特徴があります。

ネットで検索すれば、派遣会社の特徴や評判をまとめたサイトが数多く出てきますので、
そこで紹介された内容を確認したり、
実際に気になる派遣会社のサイトを見て、紹介している仕事、福利厚生の内容、研修の内容等、気になる部分を比較するなどして、
自分が派遣スタッフとして登録する派遣会社を選びましょう。

 

ちなみに私は、派遣社員として実際に働き育休を取得中だったママ友に、
・彼女が雇用契約を結んでいる実際の派遣会社
・登録している他の派遣会社でおススメな会社
・彼女の同僚の派遣社員(派遣元への満足度が高い人)の派遣元会社
を教えてもらい、それぞれの派遣会社の特徴、福利厚生、時給相場、公開している派遣案件の内容、研修の内容、登録センターの場所、等を比較し、
計3社に登録しました。

ネット上の口コミも参考にはなりますが、
実際に働いている人の声を直に聴ければ、それに勝るものはありません!
身近に派遣社員として働いている人がいれば、是非聞いてみることをおススメします。

 

派遣会社に登録

登録したいと思える派遣会社を見つけたら、その派遣会社にスタッフとして登録する必要があります。

登録センターで登録したり、オンラインでの登録のみで完結できたり、
派遣会社によって登録の方法は異なります。
登録センターに出向いて登録する場合も、登録に対応している時間帯(平日夜遅くまで対応している)や曜日(土日に登録会を開催している)等、派遣会社により異なりますが、
大抵の派遣会社は派遣登録スタッフを増やしたいはずなので、平日の夜の時間帯や土日での登録にも対応しているところが多いです。

 

私は派遣での就業経験は全くなく、
どういう流れで仕事が決まるのか、
仕事を探し始めてから実際に仕事が決まるまでのスケジュール感、
自分の希望条件(勤務時間、勤務地、希望時給)での就業に無理はないか、
色々不安があって、対面での登録でそれらの不安が解消されることを期待して、3社とも登録センターでの登録会に参加して登録しました。

登録会というと、登録希望者を複数集めて、希望者全員に説明をし、登録作業を行うようなイメージがありますが、
私が登録した3社はいずれも、登録センターの社員さんと登録希望者(私)の1対1での面談形式で、登録希望者はそれぞれ個別のブースor個室で登録に臨むスタイルでした。

登録の際は、
・職務経歴の確認
保有スキルの確認
・タイピングスキルの確認(実際にPCで練習問題をこなしてチェック)
・希望条件(職種、職務内容、就業希望時期など)の確認
などが行われ、
実際に就業した場合の注意点(派遣就労する上で注意すべき点や順守すべき点)の説明をされ、内容によっては誓約書の記入等に応じたりして、2時間弱かかりました。
実際に就業希望時期が近いようであれば、その場で募集中の仕事の確認などもしてくれるようでしたが、登録が済んでその派遣会社のマイページにログインできるようになれば、同じことが自分のPCやスマホでできるようになります。

 

気になる仕事を見つけてエントリーする

無事に派遣会社への登録が済むと、派遣会社のサイトに用意されたマイページから仕事を探して、気になる仕事があればエントリーできます。

派遣会社に事前に伝えてある就業開始希望日頃からスタートする案件が出てくる時期になると、派遣会社からお仕事紹介の電話やメール等もあります。電話やメールで紹介された仕事にエントリーしたいと思えば、その電話・メールでのエントリーも可能です。

派遣の案件の情報は想像以上に早く更新されます(好条件の案件は特に!)。
いつチェックしても検索上位に挙がってくる案件がある一方で、
午前中いいなと思って見ていた案件が、午後になると他の人で話が進んでいてエントリーすら受け付けてもらえないこともあります。
たくさんある案件の中で、いいなと思える条件の案件は、他の人にとっても魅力的な案件なのです。

ですから、少しでも気になる案件があれば、どんどんエントリーした方が良いです。

 

派遣会社のお仕事検索をすると、即日就業可能なものや、1ヶ月以内に就業開始となる案件が多く表示されます。

大抵の案件は、就業開始の1ヶ月前以降に案内されるようです。
私は派遣会社への登録を3月~4月頃に行い、6月中旬頃の就業開始希望と伝えていましたが、その時期開始の案件は早くてもゴールデンウイークを過ぎた頃にならないと出てこないとのことでした。
実際に仕事検索しても、ゴールデンウィークまでは紹介できる案件はほとんど出てきませんでした。
仕事検索して検索結果に案件が出始めたのも、電話やメールでの紹介が来たのも、ゴールデンウイークが終わってから(就業開始希望日の1ヶ月前前後)です。

 

エントリーした案件が紹介可能となった場合

気になる仕事が出てきてエントリーをすると、そのエントリーした仕事が紹介可能となり次のステップに進むことができれば、紹介担当の方(コーディネーター)から改めて電話での確認があります。詳細な条件の確認、業務内容の確認、これまでの経験の確認等です。
改めて確認したうえで、その仕事を紹介してもらえるよう話を進めてほしいとなれば、他にエントリーしている仕事はすべてエントリーを解除され、その仕事で「調整中」という段階になります。

 

エントリーした案件が紹介不可となった場合

エントリーした案件が、他のエントリー者で話が進んでいる、スキルや条件の不一致、派遣会社の社内選考に漏れる等により、紹介不可となることも多々あります。
その場合は、エントリー後数日以内に、紹介不可となった旨のメールが送られてきます。
この結果に一喜一憂してしまいますが、紹介不可となった案件は潔く諦めるしかありません。

 

私は、「就業開始:即日」となっていて、勤務地、勤務時間、業務内容、時給がすべて理想通りの案件を見つけ、密かに狙っていました。

派遣会社に登録した頃から、いつ仕事検索しても検索結果に挙がってきて、常に「即日就業開始」となっている案件でした。
業務内容が専門的な内容で、派遣先企業の希望するスキルが高めだったので、マッチする人があまり見つからないままずっと募集中の状態になっていたようでした。

派遣会社に登録して、実際に自分が就業開始可能な状態になるまで、約2ヶ月ほどの期間があったのですが、その間もずっとその案件は募集中のままでしたので、
自分がすぐにでも就業開始可能な状態になった時に、待ってましたと言わんばかりにエントリーしました(業務内容も難易度高めでしたが、それなりに経験もあったので、条件にマッチするだろうと思っていました)。

しかし、エントリーした結果、数日後に「今回は多数の方からエントリー頂いたので、社内選考の結果、残念ながら紹介を見送らせて頂くことになりました」とのメールが届き、紹介不可となりました。

その案件は、その後もしばらく仕事検索すると検索結果に挙がってきて「募集中」状態でした。
実際にエントリーはたくさんあったのでしょうが、派遣先企業の求める人材はおらず、私も派遣先企業のニーズに合う人材とは判断されなかったということでしょう。

 

スキル、これまでの経験、派遣会社での派遣就労実績、仕事以外の状況(家庭の状況等)やそれに伴う就労可能時間など、
色んな面を考慮して、派遣会社も取引先(派遣先企業)に自社のスタッフを派遣するので、派遣会社の社内選考に通らないことも多くあります。

希望条件を満たす案件を見つけられるか、
その案件にエントリーして紹介にこぎ着けられるか、
タイミングと運とご縁次第な部分はあります。

 

エントリーした案件で「調整中」となった後の流れ

エントリーした案件が紹介可能となったら、派遣会社と派遣先企業との間で、「こんなスタッフを派遣しますよ」という調整に入ります。

派遣先企業が、その案件について、複数の派遣会社にスタッフの派遣の依頼を持ちかけている場合は、各派遣会社が提案してくるスタッフのスキルシートなどをチェックして選別することもあるようです。

しかし、派遣先企業が特定の派遣会社のみにスタッフの派遣依頼をしていて、派遣会社がスタッフの派遣を提案した場合、そのまま派遣会社の提案通りに受け入れることがほとんどのようです。
※派遣先企業は、提案された社員を面談等で「選考」することは基本的には不可

なので、派遣会社が派遣先企業への派遣調整に入ってしまえば、ほぼ派遣されることは決定しているも同然です。

 

雇用契約を結ぶ前に「顔合わせ」を実施するケースあり

派遣先企業と派遣スタッフの双方の希望や条件が一致し、問題がなければ、雇用契約を結び派遣就業決定となります。
この、派遣先企業と派遣スタッフの希望や条件の確認の場として、「顔合わせ」という面接のような機会を設けられることが多いです(実質的な面接ですが、この段階で派遣社員を選考することはできないため、「面接」とは呼ばず「顔合わせ」と呼ぶそう)。

顔合わせは、必ず行う必要はないらしいですが、
私が登録した派遣会社3社中2社は、当然のように顔合わせのセッティングをしていました。
残りの1社は、「先方との顔合わせもセッティングできますが、顔合わせ希望しますか?」とのお伺いがありました。
※派遣会社によるものというよりは、派遣先企業を担当する営業の方の判断で顔合わせの有無が決まるのかもしれません。

 

顔合わせをすることで派遣先企業に断られることはほとんどないようですが、あまりに派遣先企業のニーズを満たせないスタッフだった場合は、やんわり断られるのかもしれません(そもそも派遣会社もそんなスタッフを派遣しようとはしないでしょうが)。

派遣スタッフ側としては、この顔合わせで改めて業務内容や就業条件、職場環境などを確認したうえで、そのまま雇用契約を結ぶか、(合わないと感じれば)辞退するかを検討することが可能です。
 

就業条件・業務内容・職場環境等に問題なく、雇用契約を結ぶことになれば、派遣就業決定!

雇用契約を結ぶことになれば、派遣就業が決定となり、契約した期間から就業開始となります。

 

【参考に】ゆきちの転職活動スケジュール

2017年4月からの娘の保育園入園が決定し、具体的に行動し始めた私の、実際のスケジュールです。

 

2017年2月
当時の仕事(ヤクルトレディ)を辞めることを決める。
5月末にヤクルトレディを辞めることに決まり、6月中旬以降での派遣就業を検討。

2017年3月~4月
登録する派遣会社の比較検討(ネットで)。
派遣会社3社に登録。

2017年5月中旬~5月末
6月中旬以降で就業開始できる仕事の案内が出始める。
気になる仕事には即エントリー。
この半月の間で派遣会社A社、B社でそれぞれ1社ずつ、紹介可能となった案件があり、顔合わせに至る。
結果、2社とも「是非お願いします」となり、こちらが希望すれば雇用契約締結という状態になるが、2社とも勤務地(最寄駅からの距離)と通勤にかかる時間がネックとなりお断り、雇用契約締結には至らず。
※この頃、月末にヤクルトレディを辞めるために引き継ぎ等も忙しい中、派遣会社3社からもそれぞれお仕事紹介の電話が頻繁にかかってきており、電話で紹介された仕事、ネットで検索して見つけた仕事と、それらのエントリーの有無、どの派遣会社経由でエントリーしたか、の管理が煩雑になっていました。。

2017年6月上旬
ヤクルトレディを辞め、1週間家族旅行を予定していたので、転職活動ストップ。
この旅行前の時点で、派遣会社3社ともエントリー中、調整中の仕事はなし。
旅行中はお仕事紹介の電話にも対応できない為、電話での案内を1週間止めてもらう。

2017年6月中旬
旅行を終え、転職活動再開。
この時点では既に即日就業可能状態になっていたので、就業開始日を気にせず、気になる仕事にどんどんエントリー。
転職活動再開1日目に派遣会社A社のマイページ上でエントリーした、結構好条件の案件が、その日のうちに「紹介可能」となり、調整を進めてもらう。
A社で調整を進めてもらう間、B社、C社からも電話での仕事紹介を複数受けるが、A社で調整中の仕事がかなり気に入っていた為、他2社でのエントリーは控えめにする(同時進行で話を進めても管理しきれないため)。

A社で調整を進めてもらっていた仕事は、翌日には雇用契約を締結する予定で顔合わせをしたいと言われるが、私と派遣先企業とで日程が合わず、顔合わせは翌週に行われることになる。
顔合わせの翌日に、派遣会社の営業担当から就業意思確認の電話があり、私が就業希望をしたことにより雇用契約締結決定!
6月下旬からの就業開始となりました。

 

最終的には、旅行後に転職活動再開したその日にエントリーした仕事で、タイミング良く順調に話が進み、トントン拍子に仕事が決まった印象です。

 

 

派遣会社はいくつも登録していいの?

登録だけなら何社でも登録可能です。

派遣スタッフとして登録して、就業開始希望日を派遣会社に伝えてあれば、希望日前後で就業開始となる仕事があれば、電話やメールでの案内の連絡が頻繁に来ます。

登録している派遣会社が多ければ多いほど、電話やメールでの打診もどんどん増えます!

また、基本的に1つの派遣会社で1人のスタッフに同時に複数の仕事を紹介することはできないので、ある仕事を紹介してもらい調整中の間は、その派遣会社を利用して他の仕事へエントリーしたり、他の仕事を紹介してもらうことはできません。
仕事や派遣先企業の都合等にもよりますが、調整段階に入ったものの、派遣先と派遣スタッフ双方の希望や条件が一致せず雇用契約締結に至らなかった場合、その調整に費やした数日間が無駄になってしまいます。

しかし、他の派遣会社を利用して、同時期に別会社で仕事を紹介してもらうことは可能です。
ある派遣会社で調整中の仕事がある期間に、別の派遣会社でも同時進行で仕事探し・紹介の依頼ができるのです。

利用する派遣会社が多いこと(複数の派遣会社を利用すること)のメリット&デメリットは以下の通り。
メリット
・仕事の案内数が増え、希望を満たす仕事に出会える確率が上がる
・一方の派遣会社で仕事を紹介してもらい調整中の間でも、他の派遣会社を利用して転職活動を並行できる
デメリット
・打診される仕事の管理(エントリーやステータスの管理)や対応が煩雑になり大変
・複数の派遣会社で仕事を紹介してもらい、雇用契約締結の方向で話が進んだ場合、最終的に一つの仕事に決めなくてはならないので、同時に並行して進めていた仕事を断る必要が生じる

 

登録自体は無料ですし、
派遣会社によって対応の良さ、マイページの利用しやすさなど違いもありますし、
複数の派遣会社を利用して就業先を探すメリットも上記の通りあるので、
複数登録してみることをおススメしますが、
登録内容に変更があった場合(引越しによる住所変更等)の手続きが手間になったり、登録しているだけの派遣会社が増えたりするのも後々大変なので、むやみに何社も登録するのは避けた方が良いと思います。

 

 

まとめ

首都圏で派遣就業を目指した私の体験談を共有させて頂きました。

派遣の案件数などは、地域や職種により差が大きいと思いますので、すべての人に参考になるとは言えませんが、
派遣で事務職等を考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

派遣社員は育児休暇を取得しやすい?!派遣ならではの取得しやすさの理由

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当記事執筆時点(2018年10月)で、私は第2子の出産を控え、産前休暇を取得中です。

そんな私の職業は・・・派遣社員

 

転勤族である私が派遣社員を目指した理由、転勤族にとっての派遣を選択するメリットは、以下の記事に執筆したとおりです。

www.tenkinmama-style.com

 

実際に派遣社員として働いて感じたメリット・デメリットについてはこちら。

www.tenkinmama-style.com

 


派遣社員として働くこと、1年3ヶ月。

この1年3ヶ月の派遣就業期間中に、第2子を妊娠し、産休・育休を取得することとなりました。

2018年11月の出産予定で、出産後56日は産後休暇を取得し、その後は育児休暇を取得する予定です。

 

育児休暇を取得するにあたって、他のママ友や職場のママさん同僚と情報交換する中で、
派遣社員って実はかなり育児休暇を取得しやすいのでは??」
と感じるポイントがたくさん出てきました!

そこで、今回は、派遣社員が育児休暇を取得しやすいと感じる理由について、
他の雇用形態や職場環境と比較しながらお伝えできればと思います。

 

派遣社員が育児休暇を取得しやすいと感じる理由

派遣先企業での就業契約は満了した状態で育児休暇を取得できる

派遣社員は、派遣先企業に契約期間を定めた状態で派遣されます。
2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など、契約期間は様々ですが、長くても6ヶ月というところがほとんどでしょう。

一方、派遣元の派遣会社は、派遣社員を派遣先企業に派遣している間、派遣社員雇用契約を結ぶ関係にあります。
派遣社員に対し、給与の支払い、社会保険の加入、有給休暇の付与、(条件を満たした派遣社員に対しては)育児休暇や介護休暇を取得させる、
これらはすべて、派遣社員を雇用する立場である派遣会社が行います。

 

派遣社員が出産のために産休・育休を取得する場合、
その休暇を付与してくれるのは派遣会社であり、
派遣会社が産休・育休を取得させる条件としては「産休期間に雇用契約が締結されていること」です。

例えば、出産予定日が11月1日の場合、
産前休暇は出産予定日の前6週間(42日間・出産予定日当日は産前休暇に含む)となります。
この場合、産前休暇は9月21日から取得できるということになります。

この9月21日時点で、派遣会社との雇用契約が締結された状態であれば、派遣会社は派遣社員から申し出があった場合に産休を取得させることになります。
もし、9月20日で派遣契約が満了する場合(その後契約更新できない場合)は、産休を取得することはできませんが、契約期間が9月末までであれば産休を取得できます。

 

産休取得条件の話が長くなってしまいましたが、
派遣会社との雇用契約が締結された状態で産休・育休を取得する派遣社員と、
そのまま派遣契約を締結し続ける派遣先企業はないでしょう。
全く稼働しない派遣社員と契約を更新する意味などありませんから、契約期間が終わるとともにその派遣契約は満了となります。

「産休期間(産休に入る時点)に雇用契約が結ばれている」という事実のみで、
派遣先企業との派遣契約がなくなっても、派遣会社との雇用契約を継続してくれて、産休・育休を取得させてくれる、(さらには育休明けの保育園申請等の際の証明書発行等も、雇用主として対応してくれる、)派遣社員にとって非常にありがたい存在が派遣会社なのです。


この「派遣先との派遣契約がない状態で、派遣元との雇用契約が継続される」というのが、育児休暇を取得する上で大きなポイントと感じるのです。
その理由を挙げていきたいと思います。

 

産休や育休を終えた時点で復帰する職場が決まっていないから「迷惑かけないように早く復帰しなきゃ」と思うプレッシャーがない

正社員、契約社員、パートなど、勤務先に直接雇用されている場合、
産休・育休取得中、残された他の社員に自身の担当業務の負担がかかってしまったり、休暇を取得することで円滑に業務が進まない場合は代わりの人員を確保したり、雇用主や同僚に大きな負担がかかることが懸念材料になり得ます。
また、育休終了後に職場復帰する予定でいても、子供を保育園に預けることができない等で予定通りに復帰できず、復帰時期が延期になったり、最悪退職せざるを得なくなったりすると、戻ってくると思って確保していた人員枠が無駄になったり、新たに別の人を採用する必要が生じたり、会社にも人員計画に想定外が生じて迷惑をかけてしまう恐れがあります。

しかし、派遣社員の場合、出産前に派遣契約は満了しているので、派遣先企業(元々派遣されていた先の企業)は別の派遣社員を探すか自社で何とか対応するか前もって対策を講じるだけです。
派遣社員の今後についての対応は不要なので、派遣社員としてはお世話になった派遣先企業に余計な迷惑をかけずに産休・育休に入ることができます。

 

近所のママさんの話ですが、
元々小さな事務所でパートで働いていて、出産後育休を取得したいと考えていたけれど、子供が1歳になるまで育休を取得させる余裕はない(1年間もその人のポジションを空けたままにしておけない)と言われて、産休取得後すぐに復帰しないといけなかったという人がいます。
制度として育児休暇等が存在していても、実際に利用できる環境でないことは数多くあるようです。

 

派遣社員は、出産前の職場の仕事や同僚への負担は(派遣契約満了しているため)気にしなくて済むし、派遣元の派遣会社も(本音は非稼働期間は短くしてほしいと思っているでしょうし、早めに復帰してほしいと思っているでしょうが)育児休暇を終了する直前まで仕事の紹介もせず、申請書ベースでのやり取りのみで雇用関係を継続してくれて、「早く復帰しなきゃ!」という外部からのプレッシャーとは無縁なのです。

 

育児休暇を延長することになっても、派遣会社に申請書を提出するだけ

昨今の待機児童問題で、子供を保育園に預けるのが困難という人は大勢います。
私も保活激戦区に住んでいるので、生まれてくる第2子を保育園に入れる際の動き方については今から情報収集に必死です。

子供を保育園に預けることができるかどうかは不確定要素が多く、本来の希望通りに育児休暇を取得し終え、希望した時期に復帰できるかはわかりません。

仕事復帰に向けて保育園の申請をしますが、保育園に入園できないとなれば育児休暇を延長する予定です。

本来、育児休暇は子供の1歳の誕生日前日まで取得できますが、
・保育園(児童福祉法第39条に規定する認可保育園)に入所を希望しているが入所できない場合
・子の養育を予定していた配偶者が養育することが困難な場合
上記の場合は、1歳6ヶ月になる前日まで、
それで延長しても上記の状態が続く場合は、2歳になる前日まで、
育児休暇の延長を申請できます。

直接企業に雇用されている場合、自分で上司や関係部署にその申請を行ったり、場合によっては経緯を説明したり面談をしたりする必要が生じるでしょう。
その際、あまり気持ち良い対応をされないこともあるかもしれません。

しかし、派遣社員の場合、派遣会社の担当部署に電話で連絡し、申請書の提出のみで済むと思われます。
というのも、派遣先企業に派遣されている間は、派遣先企業を担当する(派遣会社の)営業の社員が、日頃の業務や雇用関連の相談に応じてくれるのですが、
派遣契約がない産休・育休期間中は、相談相手となる社員さんがいないのです。
派遣社員の給与、社会保険、休暇等の対応をする窓口の部署があり、そこに問い合わせることでしか、派遣会社とのやり取りは発生しないので、よく言えばドライに派遣社員としての権利を行使させてくれます。

要は、直接雇用されている正社員や契約社員やパートの人たちとは違い、雇用主からのプレッシャー等何もなく、育児休暇を延長できるということです。

 

育児休暇取得後は新たな派遣先で再スタート!その時の希望で仕事を探せる

無事に保育園に預けることができて育児休暇を終えるとき、
育児休暇終了後から就業可能な仕事を紹介してもらい、新たな派遣先を探すことになります。

その時の家庭や育児の状況に応じて、勤務地、勤務時間、残業の有無等、希望条件は変わってもおかしくないはずなのに、直接雇用されている人の中には「出産前と同じ条件で働くこと」を当然と思われて、大変な思いをしている人もいます。
せいぜい時短勤務を許されるくらい。
まだまだ育児をしながら働くことに対する世間の理解は、深まっているとは言えないですね。。

直接雇用されている人と違って、派遣社員は新たな派遣先を探す時に、その時点での希望にマッチした職場を探すことができます。
第1子と同じ保育園に預けたかったけど、結果的に第2子は違う保育園に預けることになった
⇒保育園の送迎に時間がかかるから出産前より勤務時間を短くしたい、もっと近くの派遣先を紹介してほしい
そんな希望も叶うかもしれません(希望を満たす派遣案件があることが前提なので、絶対叶うとは言えませんが)。

もちろん、常に希望を満たす案件があるとは限らないので、絶対に希望条件を満たす仕事に復帰できるわけでもなく、そもそも新たな派遣先が決まらないという事態も生じる可能性はありますが、
派遣の案件が豊富な都市部で、極端に贅沢な条件を並べなければ、それなりに希望に沿う仕事が見つかるのでは・・・と思います。

 

派遣社員ゆきちの産休・育休取得と育休終了後の仕事復帰の予定

保育園の入園申請、周辺の保育園の入園のしやすさ、自分の育児に対する考え方、お財布事情(笑)、
いろんな事情や想いや考えがあって、今も悩んでいますが、
以下のような流れで休暇を取りつつ、育児と仕事を両立していきたいな、
という現時点でのプランを参考までに記したいと思います。

  • 2018年9月中旬~ 産前休暇取得中(←今ココ)
  • 2018年11月 第2子出産
  • 出産翌日~2018年12月下旬 産後休暇取得
  • 2018年12月下旬~2019年10月末 育児休暇取得
    ※2019年4月(生後5ヶ月)での保育園入園申請はしない
     (1歳になるくらいまでは育児を楽しみたいし、
      第1子と同じく1歳頃までは授乳したい。
      生後5ヶ月頃での仕事復帰は、私にはしんどいのも理由。)
  • 2019年10月/11月(誕生日による)での認可保育園入園申請
  • おそらく0歳児での年度途中入園は不可能
  • 2019年11月~2020年4月末 育児休暇を1歳6か月の前日まで延長
  • 2020年4月 第2子保育園入園
    ※できれば第1子と同じ保育園に、兄弟枠で入園させたい
  • 2020年4月末 育児休暇終了&仕事復帰
    ※ここで育児休暇を終わらせないと、第1子の保育園が継続できない
     ⇒絶対復職!

さあ、どの程度予定通りにいくのでしょうか??(笑)

 

最後に

以上、派遣社員ならではの育児休暇の取得しやすさの理由でした。

 

派遣社員は雇用期間や雇用形態について不安要素も多く、デメリットが目につきがちですが、
人によって、仕事に対する考え方や捉え方によって、
また、仕事以外の(家庭・育児等の)状況と両立することを考える上で、
デメリットと思われる部分もメリットになり得ます。

働き方を考える際の参考になれば幸いです。

 

 

転勤族ママが実際に派遣社員として働いて感じたメリット・デメリット

 

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当記事執筆時点(2018年10月)で、私は第2子の出産を控え、産前休暇を取得中です。

そんな私の職業は・・・派遣社員

 

転勤族である私が派遣社員を目指した理由、転勤族にとっての派遣を選択するメリットは、以下の記事に執筆したとおりです。

www.tenkinmama-style.com

 

転勤族の私にとってメリットが多いと思い、
娘の保育園入園が決まった時点で、派遣社員として転職することを決め、
無事に就業が決まった派遣先企業で1年3ヶ月勤務しました。

この1年3ヶ月の派遣就業期間中に、第2子を妊娠し、産休・育休を取得することとなりました。

 

今回は、実際に派遣社員として勤務した身として、

をお伝えしたいと思います。

 

派遣社員として働いて感じたメリット

勤務条件、業務内容、契約期間等、すべて明示されている安心感

勤務時間や勤務日等の勤務条件、実際の業務内容、契約期間等、
すべて明示された状態で派遣契約を結び、納得した上で派遣就業をスタートできます。

明示されていないことを、派遣先企業(実際に派遣される先の企業、実際の就業先)の社員から命じられたとしても、基本的に応じる必要はありませんし、
応じるべきか迷う場合(明示された内容に含まれるか自分では判断つかない場合など)にも派遣元(派遣会社)の営業担当者に相談できます。

派遣社員は3ヶ月や6ヶ月単位での契約が多いですが、
初回の契約は1ヶ月、2ヶ月という短期間の契約で、
その後、継続して就業希望する場合に、3ヶ月単位、6ヶ月単位などで更新するパターンが多いようです。

実際に働いてみて、就業前のイメージと違った、自分には合わない、ここでは働きたくない、などと感じた場合、
契約を更新せずに初回の契約が満了した時点で勤務を終えることも可能です。

 

派遣元の派遣会社にとっては、契約内容を守らない派遣社員は厄介な存在です。
正当な理由のない欠勤・遅刻・早退が多い、
仕事内容や職場環境が合わないからと、契約期間内に出勤しなくなる、
契約期間を満了せずに勝手に辞めてしまうなど、
社会人として当然守るべきことを守らない人は論外で、
仮にそういう人を派遣した場合、派遣元の派遣会社にとっては信用を失いかねない問題となります。

派遣社員として長く働きたい場合、派遣元との信頼関係を壊してしまうような上記のような身勝手な行動はしないよう、気を付けましょう!

しかし、派遣契約を結んだ際に明示されていないことを派遣先企業から強要されるような場合は別問題です。
自分勝手に判断するのは慎むべきですが、派遣元の派遣会社の営業担当の社員に相談すると、派遣先との間に入って話をしたり調整したりしてくれます。
派遣元の営業担当が調整に入っても、派遣先の態度が変わらないような場合は、そもそもの派遣元と派遣先の契約内容等に問題ありです。派遣元も(営業担当者がまともな人であれば)状況に応じた判断をしてくれるはずなので、その判断に従うのがベターかと思います。

 

派遣先社員に伝えにくいこと等、派遣元の営業担当が間に入って伝えてくれる

上記に記したような、契約内容に明示されないことを強要される、
職場の人間関係が良くない、
残業できないのに残業しないと終わらないくらいの仕事量がある、
仕事内容が自分に合わない、難しい、
働き始めてみて、想像していた内容と違った、などなど、
実際に働いてみてアンマッチと感じることはあるかもしれません。

また、自分に合っていて長く続けている場合でも、
職場内の人間関係の変化、
自分自身の考え方の変化(転職したい、スキルアップしたいなど)、
環境の変化(家庭や子供のことも含む)、などなど、
仕事や勤務先を変えたい、辞めたいと思うことや、
そうせざるを得ない事情が起こりうることは、特に女性には多々あります。

 

そのような場合に、勤務条件の変更や退職の相談など、
直接雇用の場合には自分で上司に伝える・交渉する必要がありますが、
派遣社員の場合は派遣元の営業担当者に相談します。
派遣社員と直接雇用関係を結んでいるのは、派遣元の派遣会社であり、
派遣会社から派遣先企業に派遣されているからです。

一緒に働き、派遣社員に直接業務上の指示をするのは、派遣先企業の上司ですが、
業務以外の雇用に関することは派遣元の派遣会社が管理する問題です。

勤務条件を変更したい、契約を更新せずに退職したいなど、
直接職場の上司に話しにくい内容の話であっても、
派遣元の営業担当者が派遣先企業に話してくれるのは、大変心強いです。

 

社会保険への加入要件を容易に満たせる

夫の社会保険の扶養を抜けて、自分自身が社会保険に加入できる働き方を希望している場合、
派遣社員として働くと社会保険の加入要件は容易に満たせるケースが多いため、おススメです!

 

まず雇用保険
雇用保険に加入していると、退職後に失業給付金をもらうことができたり、育児休暇取得中に育児休業給付金をもらうことができます。
加入要件は
1.週20時間以上の契約である
2.31日以上の雇用見込みがある

短期(1ヶ月以内)派遣の仕事だと要件は満たせませんが、
それなりに長く勤務することを想定した場合、そんなに満たすのが難しい要件ではありません。
週4日、1日5時間の勤務でも十分に満たせる加入要件です。

 

続いて社会保険(健康保険&厚生年金)。
健康保険に加入していると、産休取得中に給料が出ない場合に「出産手当金」(給与の3分の2にあたる額を支給される)が受け取れますし、
厚生年金に加入していれば、老後年金を受ける際に、受け取る額が増えます。

社会保険加入の夫の扶養範囲内で働いて、妻は社会保険料を払わずに済むよう、「130万円の壁」などを意識している人も多いかと思いますが、
130万円の壁を大きく超えて収入を得られる働き方ができるなら、壁を意識せずに働いて社会保険料を納める方がいいのではと、個人的には思っています。

そんな社会保険の加入要件。
週の契約時間によって多少変わりますが、
週20時間~30時間(未満)の契約の場合
1.賃金月額見込みが88,000円以上である
2.1年以上の雇用見込みがある
3.初回契約期間が2ヶ月を超える、または契約再締結により2ヶ月を超える
週30時間以上の契約の場合
1.週4日以上の契約である
2.初回契約期間が2ヶ月を超える、または契約再締結により2ヶ月を超える

先ほど雇用保険の加入要件のところで例に挙げた、「週4日、1日5時間」の勤務を想定し、時給を1,400円と仮定しても、
1,400円×5時間×週4日×4週(1ヶ月)=月額112,000円の賃金が見込めます。
「1年以上の雇用見込みがある」を満たすのが容易か否かは、就業先に左右されるかもしれない問題ですが、それ以外はこちらもそんなに難しい要件ではないですね。
(ちなみにこの勤務の想定だと、年間の賃金見込みは1,344,000円となり、130万円の壁をわずかに超える程度の収入なので、社会保険料の支払い損と考えられる程度の稼ぎになってしまいますが・・・。)

 

上記で挙げた勤務の想定は、家事や育児に専念して外で働いていない人が、
子どもが小学校に行ってる間だけ働こうと思ったときの働き方をイメージして「週4日、1日5時間」と設定してみました。

ちなみに私は、子供を保育園に入れることができたという経緯もあり、
上の子供が小学校に入るまではできるだけ働きたいと考えています。
実際の働き方は、月曜から金曜の週5日、9時~17時の7時間勤務だったので、
社会保険の加入要件は楽々満たせていました。

 

時給制なので拘束時間に応じた給与が受け取れる

派遣社員に限らず、パート・アルバイトも同じですが、
時給制で働く場合、拘束時間(実働時間)に応じた給与が受け取れるのは当然の話です。

同じ1時間で、休む間もなく働き続けても、作業量が多くなくのんびり働いても、
その1時間に対する報酬は変わりません。

実際の労働時間分(残業が発生した場合は残業した時間分も)きっちり申請して、きっちりその分の給与を頂けますし、サービス残業などといったブラックな労働環境とは無縁です。
(もし残業を申請して派遣先の上司が顔をしかめるような環境であれば、上記記載の通り、派遣元に相談できますし。)

 

派遣社員として働いて感じたデメリット

時給制なので仕事の内容に関わらず受け取れる給与は同じ

メリットの4つ目に記載した内容と相反する内容ですが、
どんなに頑張ってハードな仕事をこなしても、
複数の仕事を華麗にさばいても、効率の良い仕事をしても、
1時間働いて受け取れる額は変わりません。

あまりやることなくてのんびり仕事をこなしても、
単純作業に時間を費やしても、業務外のことをしていても、
それでも1時間職場で働いていれば同じ給与です。

同じ1時間の過ごし方・働き方に差が生じると、
特に忙しく働いている時にはなんだか損した気分になる人もいるようです。

しかし、ヒマな時もあれば忙しい時もあって、トータルでバランスを取れているのだと捉えることができれば、そんなにデメリットとは感じないと思います。
が、捉え方によってはデメリットにもなる部分であるかもしれません。

 

かといって、どんなに頑張っても給与は一緒だからと、楽な方へ流される人間にはならないようにしたいですね。
給与は一緒でも、周りの人間からの評価は頑張った分だけついてきますから!

 

ボーナスはもらえない

私は事務職の経験しかありませんが、
事務職派遣でボーナスが出るところは聞いたことがありません。
実働時間に応じて、派遣元から給与が支払われるのみです。

頑張って膨大な仕事量をこなしても、
工夫して業務の効率化を目指しても、
実際に業務時間の短縮につながったとしても、
正社員であれば評価対象になりボーナスに反映されるかもしれませんが、
派遣社員への評価はなく、特別にボーナスが出るなんてこともありません。

 

事務職や、単純作業の職種であれば、それでも納得できますが・・・。

派遣社員で営業とかしている人は、どうやってモチベーションを保っているのだろう??

 

 

通勤交通費も基本的には支給されない

たまに「通勤交通費一部支給」という仕事も目にしますが、
基本的には通勤交通費は支給されません。

就業先を決める際には、時給と勤務時間・勤務日数を踏まえて、月の大体の収入を把握したうえで、
その中から通勤にかかる交通費を負担しなければならないことも考慮して、
慎重に就業先を選びましょう。

 

尚、勤務時間内に派遣先から移動を命じられたりして、業務内で交通費等が発生した場合は、経費として派遣先に請求できます。
(勤務時間内におつかいを頼まれて電車やバスを利用した、
打ち合わせや会議の為に通常の勤務地以外の場所へ出向いた、など)

 

派遣契約が更新できるか打ち切られるかの不安がある

基本的に派遣社員というのは、
派遣社員を使う企業(派遣先企業)にとっては、自社の社員のみでは人員が足りない時に、不足を補う存在として使うものです。
なので、新たな社員を採用できたり、産休・育休から復帰した社員が戻ってきたりして、人員数が充足すれば、派遣社員は不要な存在となります。

社員を直接雇用するには、会社はそれなりのコストを支払います。
社員の育成、社会保険料の負担(健康保険・厚生年金の保険料は会社と社員で半分ずつ負担するため)、賞与、福利厚生、人事・総務・採用にかかるコストなど。

それらのコストを支払って直接雇用するより、派遣社員を必要な期間雇う方が、人件費の負担は小さいのだそうです。
そして、必要なくなれば契約を打ち切ることができる。

派遣社員として働く以上、常に契約を更新できるわけではないことは、頭に入れておかなくてはなりません。
いきなり契約打ち切りになる可能性もあることは不安な点ですが、
派遣先企業の状況を日頃から把握するよう努め、もし近いうちに自分が不要になりそうだと察することができれば、早めに次の就業先を探す等の対策を講じることも可能です。
一つの就業先に固執しすぎないことが大事と言えます。

 

有給休暇の扱いについては要確認

有給休暇は、会社によって扱いが様々なようですので、確認が必要です。
(特に派遣社員や派遣会社に限った話ではなく、
直接どこかの企業に雇用されていても、どんな雇用形態でも要確認)

 

私の派遣元の派遣会社では、
・派遣元との雇用契約が生じて6ヶ月目に有給休暇が付与される
・有給休暇の使用は1日単位
でした。

有給休暇が付与されるタイミングについては、入社後(雇用契約発生後)すぐに付与されるケースもあれば、一定期間を経てから付与されるケースもあるようです。
(法律で定められているのは、継続して6ヶ月勤務した後に10日付与される)

また、付与される日数も、1年分まとめて付与されたり、最初に半分・一定期間経過後残り半分で分割して付与されたり、
融通を利かせる目的で、法律で定められた方法以外の付与方法を取り入れている会社も存在するようです。

 

有給休暇の使用については、午前/午後の半日単位での使用、時間単位での使用、
会社によって使用できる単位が決まっているので、自分の勤務先の規定を確認しなければなりません。

私の派遣元の派遣会社は1日単位での使用のみ認められていましたので、
通院で遅刻・早退する、
子供の保育園からの呼び出しで早退する、
体調不良で遅刻・早退する、といった場合には、その日の勤務時間は短くなっていました。

また、有給休暇が付与されるまでの約6ヶ月間は、
体調不良や私用や子供の病気等で出社できない場合、欠勤扱いとなっていました。
(有給休暇を全部使い切った後の出社できない日も同様に欠勤扱い)

 

有給休暇が法定通りに付与されて、何の問題もなく消化できれば、それはメリットになるかと思います。
有給休暇が労働者に付与されること自体は法律で定められていますが、会社によっては、自由に使えないという企業も多く存在するようなので、使いたいときに使える環境であればメリットであると思います。

ただ、有給休暇を時間単位で使用したい人、時間単位で使用できる環境にいた人にとってはデメリットに感じるかもしれません。

 

最後に

以上、実際に派遣社員として働いて感じたメリット&デメリットでした。

 

改めて書き出してみると、メリットとデメリットは表裏一体だなと思い知らされることもありますね。

 

特に、同じ時間をどのように働いても給与は一緒という点。

 

どれだけ一生懸命働いても、
仕事しているふりして全く仕事と関係ないことしてても、

目標を持って真剣に仕事に取り組んでも、
最低限やらなきゃいけないことを適当にこなすだけでも、

受け取る報酬は一緒。(しかもボーナスもない。評価もされない。)
それをどう捉えるか。

頂ける給与に見合う仕事をしようと思う人、
もらえる給与は変わらないのだから、頑張るのは損だと思う人、
考え方・捉え方は人それぞれ違うのでしょう。
時にはあからさまに仕事しない人もいるようです。

 

たしかに頂ける報酬は変わらないかもしれません。
ボーナスも評価もない、頑張る理由が見出せないと思うこともあるかもしれません。

でも、真面目に仕事に向き合っていて損なことなんてないと思います。

ボーナスは出せないけど、次に更新するときに時給アップを検討しよう。
可能な限り長く契約を更新していこう。
社員登用を持ちかけてみよう。
・・・なんて話が持ち上がるかもしれない。。

派遣先企業から真面目な仕事ぶりを評価されれば、より良い条件で働くことにつながるかもしれないし、
派遣先企業からの評価が派遣元に伝われば、
その後就業先を変える時などに派遣元もより良い条件の仕事を紹介してくれるかもしれない。

実際、派遣先でトラブルを起こしたことのある人や、派遣先からの評価が著しく低い人は、
派遣会社のブラックリスト(のようなもの)にリストアップされ、要注意人物扱いされるらしいとの噂もあるので、損得なんか考えずに仕事に向き合いたいものです。
ブラックリストはあくまで噂ですが、派遣会社も問題のある派遣社員を派遣して、トラブルに見舞われることは避けたいはずです。)

 

派遣社員として働くメリット・デメリットは他にもありそうですが、
以上が私が感じたメリット・デメリットでした。
働き方を考える際の参考になれば幸いです。

 

 

転勤族ママが「派遣社員」という働き方を目指した理由とメリット

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当記事執筆時点(2018年10月)で、私は第2子の出産を控え、産前休暇を取得中です。

そんな私の職業は・・・派遣社員

 

派遣という働き方への認識が乏しく、
派遣社員は妊娠したら、出産前に派遣先との契約が切れて無職になるものだと思っていました。
出産前に退職扱いになるものと思っていたのです。

 

ところが、第1子出産後、ずっと派遣社員として働いていて育児休暇取得中というママ友に出会いました。 

「えっ?!派遣でも育休取れるの??」
驚いた私が、その後派遣としての働き方について情報収集を始めたのは言うまでもありません。

 

調べてみると、派遣社員は転勤族の私にとってメリットがいっぱい♪
当時専業主婦(無職)だった私は、娘を保育園に入園させることが困難で、すぐには派遣社員への転職はできず、別の仕事を選びましたが、
その後、娘の保育園入園が決まった時点で、派遣社員を目指して行動し始め、転職に成功しました!

 

今回は、転勤族ママの私が

  • 派遣社員を目指した理由
  • 派遣という働き方を選ぶメリット

をお伝えしたいと思います。

 

転勤族ママが派遣社員を目指した理由

育児休暇を取得できる可能性がある

育児休暇を取得するには一定の条件を満たす必要がありますが、
この一定の条件を満たしていれば育児休暇を取得することができます。

条件は、派遣元(派遣登録し、雇用契約を結んでいる派遣会社)により多少差はあるかもしれませんが、
私の派遣元の派遣会社の場合、以下の条件を満たしていれば取得可能です。
1.派遣元の派遣会社と1年以上継続して(1ヶ月以上契約の間が空かずに)雇用契約がある
2.育児休暇取得の申し出をした時点で、週3日以上の雇用契約がある
3.育児休暇取得後も引き続き、派遣元での就業を希望する

上記条件のうち、1.については、派遣先企業(実際に派遣される先の企業、実際の就業先)での就業が1年に満たない場合でも、同じ派遣会社から派遣されていて、その派遣会社との雇用契約が1年以上であれば、条件を満たすことになります。
派遣社員は3ヶ月や6ヶ月単位での契約が多く、
同じ就業先で何度も契約を更新しながら長く働く人、
契約を更新せずに就業先を変える人、
色々な働き方の人がいますが、派遣元の派遣会社が同じであれば、社会保険等も継続して加入し続けられますし、育児休暇や介護休暇なども取得しやすくなります。

契約を更新せずに派遣先を変更する場合には、1ヶ月以上非稼働期間ができないように注意が必要ですね。
育休取得要件を満たさなくなる以外にも、社会保険を継続できなくなったり、有給休暇が消滅したりしますので。

 

3.については、転勤族ママにとって、とても大きなメリットです!
例えば育児休暇取得中に、転居を伴う転勤が発生したとして、
正社員や契約社員等、就業先企業と直接雇用契約を結ぶ雇用形態にある人は、
転居先で継続して働くことができなくなる場合には退職せざるを得なくなります。
(転居先に支社等があったり、全国展開している企業だったりで、継続して同じ企業内で異動扱いにしてもらえて勤務とかできればいいですが、なかなかそんな企業多くないし難しそうですよね。)
育児休暇は、休暇取得後も継続して働きたい人のための休暇なので、
退職となると、その時点で育児休暇もなくなってしまうのです。

しかし、派遣の場合、派遣元が同じであれば、全国どこに引っ越したとしても継続して働けるのです。
育児休暇を終えて、派遣元で新たな就業先を紹介してもらって、希望の仕事がないという状況に陥ってしまう可能性もあるかもしれませんが、
それでも、同一派遣元での就業を希望し続けることはできるのです!
希望し続ける限り育児休暇を取得し続けられるのは、非常にありがたいです。

 

職種、勤務時間、勤務地など、希望通りの働き方ができる

転勤族にとってと言うよりは、ママにとって重視したい点かもしれません。

育児中の女性とはいえ、バリバリ働きたい人、キャリアアップを望む人、家庭や子供のことを重視したい人、適度なバランスを保ちたい人、などなど、仕事への考え方はひとそれぞれなので、ママと一括りにはできませんが、 
私の場合は、
「得意分野を生かして可能な限り稼ぎたい」⇒これまでの経験を生かせる職種
「残業はしたくない」「家庭や子供のことも重視したい」⇒残業なし
「昇進や社員登用などは興味ない」⇒紹介予定派遣は対象外
「通勤しやすいところがいい」⇒勤務先のエリアや条件にこだわりあり
で、就業先を探しました。

自分の希望を明確にして仕事を探せるのは、派遣社員のいいところだと思います。

就業先を探している時は、派遣元のコーディネーターの方からお仕事紹介の電話等も頂けます。
が、こちらが望んでいる条件の縛りを少し緩めた、「こんな仕事もあるけどどうでしょうか?」という打診の電話も結構あるので、
絶対に譲れない条件、多少は妥協できる条件、条件の優先順位等は、はっきりさせておいた方がベターです。

 

希望の条件の仕事が見つかって、上手く話が進んで、派遣社員として就業開始となれば、
その条件のまま働き続けることができます。
正社員だと異動があったり、それに伴って勤務地や職種が変わったりすることがありますが、
派遣社員の場合は、契約内容に変更が生じる場合は更新の際に明示され、
受け入れられない場合は更新せずに就業先を変えることになります。

時給が高い

私の住む神奈川県では、平成30年の最低賃金は983円ということで、
近隣で募集しているパート等の時給は、1000円台が多いです。

派遣社員の時給は、勤務地によっても職種によっても差がありますが、
横浜市で事務職派遣だと、時給1400円以上が多いように感じます。

都内勤務だと、神奈川県より100円ほど時給は高め、というのが相場らしいです。

 

私は都心に出やすい路線の沿線に住んでおり、都内の企業での就業を希望しました。
十分な時給を頂けたので大満足です。

転勤族ママが「派遣」という働き方を選ぶメリット

契約期間が決まっているから転勤に伴う転居にも対応できる

転勤辞令が出て、実際の転居までの期間は会社によって違うので、一概には言えませんが、
我が家の場合は、転勤辞令が出てから実際の転勤まで約2か月の準備期間があります。
(毎年4月付の異動の辞令が、1月末には本人に知らされる感じ)

 

元々、派遣先の上司や同僚にも、派遣元の営業担当者にも、
我が家が転勤族で、年度が変わるタイミングで転勤があり、転居を伴う場合はやめる可能性があるかもしれないことは伝えてありますが、
いざ「転勤になりました、引越しするので仕事辞めます」という時に、
元々3ヶ月契約を更新し続ける働き方をしている身分なので、
「次は更新しません」で仕事を辞められるというのは、とても気が楽です。
(もちろん引き継ぎはちゃんとしないといけませんよ!)

 

自分で言うのもどうかと思いますが、割と責任感が強い方で(特に忙しい職場だったり忙しい時期だったりすると)辞めるのが申し訳ない気持ちになるので、
「契約期間が決まっている」というやむを得ない理由としてポジティブに捉えています。

転居先でも同じ派遣元からの派遣就業ができれば雇用契約を継続できる

引越しのために退職するとなると、
それまで働いていた企業で社会保険に加入していれば、社会保険を脱退したり、
転居先で再就職する場合には就職(転職)活動をしたり、
慣れない環境で家庭のこと(引越し後の片付け、諸手続き等)をこなしながら行動するのはなかなか骨の折れることです。

直接雇用を目指して、
自分で求人情報誌ハローワークなどで就業先を探し、
自分で就業希望先に連絡をし、書類を作成し、面接に出向き、
採用可否に一喜一憂する。

・・・考えただけでしんどい(笑)

 

派遣社員も、新たな就業先への派遣が決まらなければ、雇用契約は継続できず無職状態になってしまうので、
一定期間内に就業先を決めないといけないとなると大変ではありますが、
派遣元からの仕事紹介を希望していればいろいろ紹介してもらえますし、
派遣元のサイトで仕事検索して、気に入った仕事があればエントリーして、
上手く話が進めば、自分で直接企業に応募するより遥かに早く仕事が決まります。

転居前の派遣元と同じ派遣会社から、無事に一定期間内に派遣就業が決まれば、
派遣元で加入していた社会保険は継続できますし、派遣元で付与された有給休暇も消滅せずに継続して使えます。

 

転居先で派遣元があまり紹介できる案件を持っていない場合は厳しいかもしれませんので、
全国規模で展開している派遣会社を利用した方が、転勤族にとってはメリットが大きいかと思います。

最後に

以上、派遣社員を目指した理由と、派遣社員という働き方を選んだメリットでした。

転勤に帯同する立場の人間にとって、「継続して働く」というのは無理なものと思っていましたが、
「同一雇用主の下で継続して働く」と考えたとき、派遣会社というのは、転勤族にとってとても大きな味方です。

全国どこに行っても紹介できる仕事(案件)を持っている派遣会社に登録して、実際にその派遣会社と雇用契約を結ぶことができれば、
転居を理由に働くことを諦める必要はありません。

働き方によるメリットやデメリットをきちんと把握して、自分に適した選択ができるといいですね。

 

 

「転勤族ママの満足度高めな暮らし方」へようこそ!

はじめまして!このサイトの運営者のゆきちです。

全国転勤ありの夫に帯同しながら暮らす3人家族(もうすぐ4人家族になる予定)のママです。

 

妻として、子どもたちの母として、
そして何より一人の女性として、

やりたいこと、ありたい姿、叶えたいこと、手に入れたいもの、
理想はたくさんあります!

その理想どおりに実現できていること、
理想に反してなかなか実現できないこと、
現実は上手くいったり上手くいかなかったり、様々です。

 

でも、それでいいと思っています。

理想ばかり抱いて行動しない人生よりも、
理想を実現させるために行動する人生の方がはるかに楽しい!

やってみてダメだったら、またやり直せばいい!
失敗は次に生かせばそれでいい。

割といつでもポジティブシンキングの持ち主です。笑

 

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